米紙ニューヨーク・タイムズは4日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が9月にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談すると報じた。写真は2019年の会談時の様子。19年4月撮影(2023年 ロイター/Alexander Zemlianichenko)

金総書記とプーチン氏が会談計画、武器提供巡りロシアで=米紙

[4日 ロイター] – 米紙ニューヨーク・タイムズは4日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が今月にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談すると報じた。ウクライナで戦争を続けるロシアへの武器提供の可能性を協議するという。

同紙は米国などの関係筋の話として、金氏が平壌から装甲列車でロシアのウラジオストクを訪れ、プーチン氏と会談するとみられると伝えた。

また、北朝鮮が人工衛星や原子力潜水艦向けの先端技術と引き換えに、ロシアに砲弾や対戦車ミサイルを提供することが議題になるだろうとした。金氏がモスクワを訪問する可能性もあるという。

一方、国営通信タスによると、ロシアのショイグ国防相は4日、北朝鮮との合同軍事演習が検討されていると発言。また韓国の聯合ニュースは同日、ショイグ氏が7月に北朝鮮を訪問した際、中国を含む3カ国合同海軍演習を提案したと報じた。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は先月31日、北朝鮮を「非常に重要な隣国」とし、両国関係が「良好で相互に尊重し合う関係を維持している。われわれはそれをさらに発展させるつもりだ」と述べた。

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