米超党派議員団、日中韓訪問へ 対中強硬派シューマー氏ら
[ワシントン 12日 ロイター] – 米上院民主党トップのシューマー院内総務は、超党派の議員団を率いて中国、日本、韓国の3カ国を近く訪問する見通し。同氏の側近が12日、明らかにした。
シューマー氏は対中強硬路線を取る必要性を繰り返し訴えてきた。今年5月には民主党の有力議員らとともに、中国への技術流出制限、台湾との紛争抑止、中国企業への米資本流入阻止に向けた法案を策定する考えを示していた。
バイデン大統領は先月、半導体など重要技術を対象に対中投資を規制する大統領令に署名。一方で、政権は経済や防衛の問題を中心に中国との対話強化に動いており、レモンド商務長官など閣僚や高官が相次ぎが訪中している。
議員団の共和党トップはマイク・クラポ議員。米ニュースサイト、パンチボウルニュースは訪問が10月になる可能性があると伝えた。
David Shepardson
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