9月19日、ケリー米大統領特使(気候変動問題担当)は、ニューヨークで中国の韓正国家副主席と会談し、中国は脱炭素化を加速させ、メタン排出を削減する取り組みを強化する必要があると強調した。ナイロビで5日撮影(2023年 ロイター/Monicah Mwangi)

ケリー米特使、中国副主席と会談 気候変動対策強化を要請

[ワシントン 19日 ロイター] – ケリー米大統領特使(気候変動問題担当)は19日、ニューヨークで中国の韓正国家副主席と会談し、中国は脱炭素化を加速させ、メタン排出を削減する取り組みを強化する必要があると強調した。国務省が声明で明らかにした。

声明は「ケリー氏は、地球の気温上昇を摂氏1.5度に抑制する緊急の必要があると繰り返した上で、それには米国と中国の野心的な行動が必要だと述べた。また、中国は他の課題とともに、脱炭素化加速とメタンなどの超汚染物質の排出削減に向けて努力する野心を高める必要があると強調した」としている。

関連記事
「包括的戦略パートナーシップ条約」締結など露朝関係が強化される中、中朝関係には隙間風が吹いている。元来、露中朝関係の内実はどうなのだろうか。金正日元総書記が亡くなる前に金正恩氏に「誰を信じても良いが、中共だけは信じるな」と言ったとされる。
ファーウェイが世界初の「三つ折りスマホ」 が先月下旬に発売し注目浴びるも、開始直後からトラブルが相次いでいる。サムスンのパクリ疑惑や購入後1か月で液漏れなど…
カナダ政府はTikTokカナダ支社を国家安全保障上の理由で閉鎖を命令。個人利用は禁止しないものの、データ収集や中国共産党の影響力行使への懸念が広がっている。各国でも同様の措置が進行中
14日に2025年版「世界大学就業力ランキング」が発表され、米国が上位を独占している。日本は東京大学を含む9校がランクインし、アジア全体で52校が250位以内に入り健闘した。
11月5日、イギリス上院議員デイビット・アルトン卿は、法輪功学習者が生きたまま臓器を摘出され、殺害される残虐行為を受けていることを強調し、イギリス政府は、中共のこれらの行為に、断固として反対すべきだと述べた