イスラエルによるガザ完全包囲は「非常に遺憾」＝国連事務総長

[国連９日ロイター] – 国連のグテレス事務総長は９日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが行ったイスラエルへの大規模攻撃を受け、イスラエルがガザ地区の完全包囲を開始すると発表したことを「非常に遺憾に思う」と述べた。

「イスラエルがガザ地区の完全包囲を開始し、電力、食料、燃料などの一切の立ち入りを禁止するという本日の発表を非常に遺憾に思う」と指摘。ハマスによる攻撃以前のガザの状況は「極めて悲惨」だったとし、「今後も急激に悪化する」とした。

また、医療機器や食料などの人道的支援物資と人材が必要で、救援と必要物資の現地入りを促進しなければならないとした。

12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。

G7がシリアの政権移行に関する声明を発表。法の支配と人権尊重を柱に、包括的な統治プロセスへの支持を表明。国際社会の期待を示した。

シリア情勢について電話会談。オースティン米国防長官とトルコのヤシャル・ギュレル国防相。

ブリンケン米国務長官は「我々はここ数日の反政府勢力指導者らの発言に注目しているが、彼らがより大きな責任を負うようになるにつれ、我々は彼らの言葉だけでなく行動も評価するだろう」と語った。

シリア政権の崩壊はシリア人にとって「歴史的な好機」であると同時に「危険と不確実性の瞬間」でもあるとバイデン米大統領は述べた。