『華夏時報』が報じた深センのオフィスビルの空室率について、現地のネットユーザーは「ありえない、空室率は目測でも40%を超えている」とのコメントを残している。写真は深センの高層ビルディング群(Photo by JADE GAO/AFP via Getty Images)

深センオフィス空室率、政府報道28.3%は真実か 現地のネットユーザーが漏らすありえない数字

中国経済は不況に陥っており、その実態は中国共産党(中共)の公式数値よりもはるかに悪い。数日前、政府メディアは深センのオフィスビルの空室率は28.3%だと報じた。しかし、現地のネットユーザーからは、空室率は40%を超えているとの反応があった。

『華夏時報』は先週、2023年第3四半期の深圳グレードAオフィス市場に冷え込みが見られると報じた。

英国の不動産企業サヴィルズによると、深センのグレードAオフィスの市場全体の空室率は、第3四半期に前年同期比1.3ポイント上昇し、28.3%となった。同期間の北京の空室率は19.5%、上海は19.1%、広州は20.9%だった。

▶ 続きを読む
関連記事
IMFが中国経済の危機を分析。共産主義の統制が壁となり、国民の消費が進まない歪んだ構造を指摘しています。なぜハイテク投資ばかりで生活が楽にならないのか? 中国が抱える「イデオロギーと経済」の矛盾を解説
米国が複数の中国系石油精製企業に対してイランの石油取引への関与を理由に制裁を発動したことを受け、中共は前例のない対抗措置に踏み切り、対象企業に対して米国の制裁措置への服従を禁じる命令を下した。
日中韓の財務トップ会談がウズベキスタンのサマルカンドで開催。サプライチェーン問題は各国の思惑がすれ違い、表面的な合意に留まった。しかし、金融危機に備える外貨融通(CMIM)ルールの見直しなど、実務面では着実に前進した
米下院特別委員会が発表した最新報告書で、中国の鉱業企業が世界各地で引き起こす汚職や環境破壊、人権侵害の実態がレポートされた。重要鉱物の覇権を狙い「鉱物マフィア」と化す中国企業の暗部を告発している
日中関係の緊張が続くなか、訪日中国人旅行者の急減と並行して、日本人の訪中旅行も大幅に縮小。相次ぐキャンセルと日中間の航空便の大幅削減により、日本人旅行者数が9割減少しているという