10月25日、イスラエル政府は、ハマスに拘束されたとみられる約220人の人質の半数以上が外国籍保有者だと発表した。写真はテルアビブで同日、ハマスに拘束されたとみられる子どもたちを示すテディベア(2023年 ロイター/Janis Laizans)

ハマス人質の半数超が外国籍保有者、タイ人54人=イスラエル政府

[エルサレム 25日 ロイター] – イスラエル政府は25日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに拘束されたとみられる約220人の人質の半数以上が外国籍保有者だと発表した。その大半はイスラエル国籍も保有する二重国籍者とみられるが、そうではないタイ人54人も含まれるという。

人質のうち138人が25カ国の外国パスポートを持っており、アルゼンチン人15人、ドイツ人12人、米国人12人、フランス人6人、ロシア人6人が含まるが、多くはイスラエル国籍も持っているとみられるとした。

政府統計によれば、タイ人はイスラエルにおける移民労働者の最大集団であり、約3万人が農業部門で働いている。

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