右の画像は、急死した李克強前首相の生家周辺にできた「花束の海」。左の画像は、花が撤去された後の様子。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

急死した李克強前首相の追悼活動を禁止 鎮静化はかる中国政府 

先月27日に急死した中国の李克強前首相に対して、一時期、多くの民衆が花束を手向けるため、同氏のゆかりの地を訪れる追悼活動が進んだ。

しかし、こうした「追悼の動き」をきっかけとして政府への抗議活動が起きることを警戒する中国政府は、李氏の追悼に関する書き込みや閲覧に対する制限など開始。一転して、当局の検閲が強まっている。

中国の主要SNSの人気検索ワードから、李克強氏の検索ワードのトレンドは「消えた」。いや、消された、というのがより正確な表現であろう。一部の大学へは、李氏の「追悼活動の禁止令」が届いている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。
中国石油タンカーが今週、ホルムズ海峡の入り口付近でイラン軍の攻撃を受けた。イラン戦争勃発以来初めて。中共当局は中国船と認めず、専門家からは、当局が事件の影響を抑えようとしている可能性があると指摘
中国SNSで「皇帝を撃つ」動画が拡散。コメント欄を埋め尽くす歓声と、反乱めいた声。削除されても止まらない、中国SNSで続く「深夜の反乱」とは