11月8日、米共和党が多数派を握る下院の監視・説明責任委員会は、民主党バイデン大統領の弾劾訴追へ向けた調査で必要になったとして、バイデン氏の次男ハンター氏とその弟のジェームズ氏らに同委員会での証言を命じる召喚状を出したと発表した。デラウェア州ウィルミントンで7月26日撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

米下院委員会、バイデン大統領の次男と弟に召喚状 弾劾調査で

Makini Brice

[ワシントン 8日 ロイター] – 米共和党が多数派を握る下院の監視・説明責任委員会は8日、民主党バイデン大統領の弾劾訴追へ向けた調査で必要になったとして、バイデン氏の次男ハンター氏とその弟のジェームズ氏らに同委員会での証言を命じる召喚状を出したと発表した。

下院共和党は、弾劾訴追へ向けた数カ月の調査を経て今年9月に公聴会を開始。同党は、オバマ政権下で副大統領だったバイデン氏が下した政策決定からバイデン氏と親族が個人的な利益を得たと訴えている。

ジェームズ氏はコメント要請に返答していない。ハンター氏の弁護士は召喚状を「政治的な愚行」と非難しつつも、ハンター氏は同委員会での証言に前向きな姿勢を示していると説明した。

同委員会はまた、ハンター氏のビジネスパートナーだったロブ・ウォーカー氏にも召喚状を出したほか、バイデン氏の他の親族4人にも証言を求めている。

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