任命責任を重く受け止める=神田財務副大臣辞任で岸田首相
[東京 13日 ロイター] – 岸田文雄首相は13日夕、神田憲次財務副大臣が辞任したことを受け、「任命責任については、重く受け止めている」と語った。
首相官邸で記者団の質問に答えた。
岸田首相はまた「政府一丸となってより一層の緊張感をもって職務にあたることで、国民の信頼を回復するべく努力していかなければならない」と述べた。
内閣改造後、3人目の政務3役の辞任となるが、これでも適材適所かとの質問には「人事は適材適所で行わなければならないと思っている。ただ、政治は結果責任だ。財務副大臣が着任して間を置かず辞任にいたったことについて、国民にお詫びを申し上げなければならない」と語った。
関連記事
昭恵さんが訪米し、トランプ夫妻との会談を実現。各界から感謝の声が寄せられる中、トランプ氏は石破首相との会談を打診しました。
LGBT理解増進法の施行により、女性専用スペースの利用に混乱が生じる懸念がある中、自民・女性を守る議連が19日、公衆浴場などで「身体的な特徴」により男女を区別し、脱衣所などを分けるよう求める議員立法をまとめた。
自民、公明両党は18日、所得税の非課税枠「年収103万円の壁」について、123万円に引き上げて2025年度の税制改正大綱に明記する方向で最終調整に入った。3党の幹事長間の合意に背く形となったことに対し、国民民主の玉木代表「残念というか驚き」と批判した。
政府は2025年通常国会に太陽光パネルリサイクル義務化法案を提出予定。2030年代後半の大量廃棄に備え、環境負荷軽減が目的。費用負担や管理体制、不法投棄対策など制度設計を進める。
岩屋毅外相が24~26日の日程で中国訪問を検討中。日本産水産物の輸入再開や在中日本人の安全確保などを議題に、王毅外相と会談予定。中共との対話では成果が見えにくい課題も多い。