テイックトックは中共の印象操作により米国の若者を洗脳しているのか? (Photo by PATRICK T. FALLON/AFP via Getty Images)

TikTokによって反イスラエル宣伝 中共、米国の弱体化狙い

中国共産党(中共)は中国製アプリTikTokを利用して、反イスラエルの宣伝を中国から米国へと拡大し、米国の若者のイスラエルとハマスの衝突に対する見解に印象操作を行い影響を与えようとしている。専門家は、中共は米イスラエル同盟を混乱させ、中東における米国の影響力を削いでいる。長期的な目標として、「ペトロダラー体制」(石油決済はドル建てで行う)を覆そうと試みているのだと指摘した。

共和党のジョシュ・ホーリー上院議員は11月7日、イエレン米財務長官に書簡を送り、TikTokを禁止するよう求めた。書簡の中でホーリー氏は、TikTokには米国の若者の世界観を「完全に歪める」力があり、それはイスラエル・ハマス戦争に対する若者の見方によって検証されていると述べた。

マッチングアプリTinder(ティンダー)の元幹部ジェフ・モリス・ジュニア氏はTikTokの検索バーで 「Stand with palestine(パレスチナ支持)」と 「Stand with israel(イスラエル支持)」を検索した際に表示されるハッシュタグの候補のスクリーンショットを投稿した。10月31日時点で、「#stand with palestine」は世界中で34億回再生され、「#stand with israel」は3億1360万回再生されたという。

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