イメージ画像。(China Photos/Getty Images)

相次ぐ「不都合な経済データ」の公表停止 借金の返済不能者が多すぎるからか?=中国

中国経済の衰退が加速するなか、若者の失業率の公表が停止されたように、発表することが「当局にとって不都合な経済データ」について、その更新が相次いで停止されている。

若者の失業率に続いて公表が停止されたのは、中国語で「失信被執行人」と呼ばれる対象、つまり犯罪や借金返済などの債務不履行によって社会的信用を失った者に対してペナルティとして冠せられる「信用失墜者」である。その人数の公表が、ストップされたというのだ。

2023年11月6日以降、中国の最高裁「最高人民法院」の「中国執行信息公開網」が公表してきた「信用失墜者リスト」が今月6日の849万6435人を最後に、その数字の更新を停止した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の手抜き工事は有名だが、ここまでとは。住宅の壁や手すりを指で押すと崩れ、中から白い発泡材が現れる動画が拡散。安全は本当に守られているのか。
中国の空で、また異様な光景が現れた。四つの太陽、赤い空、竜の影。人々はなぜ、そこに「時代の終わり」を重ねてしまうのか。
米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を電撃拘束したとの報を受け、中国共産党が「斬首作戦」への極度の恐怖に陥っている。地図から中南海が消え、地下施設が稼働。動揺する北京の現状と米国の抑止力を詳述
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている