11月27日、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は26日、10月17日に多数の犠牲者を出したパレスチナ自治区ガザのアル・アハリ病院の爆発について、証拠からはロケット弾の誤射で引き起こされた公算が大きいと考えられると発表した。写真は11月7日の同病院の衛星画像。提供写真(2023年 ロイター/Maxar Technologies)

ガザの病院爆発、ロケット弾誤射の公算大=人権団体調査

[ジュネーブ 26日 ロイター] – 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は26日、10月17日に多数の犠牲者を出したパレスチナ自治区ガザのアル・アハリ病院の爆発について、証拠からはロケット弾の誤射で引き起こされた公算が大きいと考えられると発表した。

HRWは声明で同病院の爆発について、「ロケットを推進力とする武器」が引き起こした結果とみられと指摘、こうした武器は「通常、パレスチナ武装勢力に使われている」と付け加えた。

HRWは同病院の爆発を巡り、写真と映像、衛星画像に加え、目撃者と専門家へのインタビューに基づく調査結果から判断したと説明した。

これに対しハマス幹部のバセム・ナイム氏はロイターに、あらゆる状況はイスラエルに責任があると示していると指摘。HRWの報告はイスラエル寄りに偏っている上、「決定的」ではないと強調した。

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