北京の児童病院の外来で診察を待つ子供とその親。2023年11月23日撮影。(JADE GAO/AFP via Getty Images)

診察受けるまで「5日間待ち」 病状が悪化した児童の親が病院を糾弾=中国

このごろ、ある北京市民の投稿が注目されている。その投稿によると「子供が熱を出して病院に連れて行ったが、診察を受けるまで5日間もかかった。その間に病状が悪化し、はじめは気道感染だったのが肺炎になった」という。

現在の中国の病院は、あまりにも多くの患者が殺到して、もはや「医療崩壊」といっても過言ではない状態である。その実情を浮き彫りにしたこの親の怒りの投稿に、ネット上では多くの共感が寄せられている。

なかには、「医師の数が少なく、手に負えないのは明らかだ。それなのに、なぜこんなに多くの受付札を出すのか。これでは患者に対して無責任だ」として、病院の対応に不満を持つ親が、病院の受付に抗議するケースもある。

▶ 続きを読む
関連記事
銀行に預けた金が消え、しかも弁償されない。 「預金を引き出せない」と訴える声があふれる中国で、銀行不信がさらに広がっている
中国製の電子たばこが、個人情報の流出や麻薬マネーの温床になっている可能性。米議員が「国家安全の問題」として政府に警告した
カンボジア国境の巨大詐欺拠点に「偽の警察署」。日本人の個人情報まで散乱。詐欺が工場のように運営していた現場が露出。
中国で精神病院の不正が暴かれた。 だが官製メディアが書かなかった事実がある。 正常な人が「治療」の名で閉じ込められてきた現実だ
中国の「臓器収奪」と「オーダーメイドの殺人」。中国での臓器移植における待機期間の異常な短さと、公式データ上の移植件数と提供数の乖離から指摘される「臓器収奪」の実態を報じる