北京の児童病院の外来で診察を待つ子供とその親。2023年11月23日撮影。(JADE GAO/AFP via Getty Images)

診察受けるまで「5日間待ち」 病状が悪化した児童の親が病院を糾弾=中国

このごろ、ある北京市民の投稿が注目されている。その投稿によると「子供が熱を出して病院に連れて行ったが、診察を受けるまで5日間もかかった。その間に病状が悪化し、はじめは気道感染だったのが肺炎になった」という。

現在の中国の病院は、あまりにも多くの患者が殺到して、もはや「医療崩壊」といっても過言ではない状態である。その実情を浮き彫りにしたこの親の怒りの投稿に、ネット上では多くの共感が寄せられている。

なかには、「医師の数が少なく、手に負えないのは明らかだ。それなのに、なぜこんなに多くの受付札を出すのか。これでは患者に対して無責任だ」として、病院の対応に不満を持つ親が、病院の受付に抗議するケースもある。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で2025年、たばこ・酒販売店約32万店が撤退し、店舗数は前年比19%減少した。EC即時配送や新業態との競争、逆ざや、固定費高騰が経営を圧迫している
中国の人型ロボット企業・宇樹科技は上場初日に株価が公開価格の5倍超へ急騰後、3営業日で約45%下落。事業収益との乖離やAI・ロボット投資のバブル、IPO制度への懸念が広がっている
替え歌を披露した人気芸人を当局が調査。その後、6公演が中止・延期に。冗談を言う側も、笑う側も政治を気にする。人気芸人への処分から見える、中国社会のピリピリした空気とは
スーパーで目にする機会が増えた、安価な中国産の大容量キムチ。中国の産地で発覚した食品安全問題は、日本の食卓とも無関係ではない。
中国・瀋陽の空に「もう一つの街」?雲の中に謎のビル群が浮かぶ、不思議な光景が撮影された