米下院は1日、詐欺や公金横領などの罪で起訴された共和党のジョージ・サントス議員(写真)を除名する決議案を可決した。下院議員の除名は史上6人目。11月30日、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Elizabeth Frantz)

米下院、詐欺で起訴の共和サントス議員を除名 史上6人目

Makini Brice Richard Cowan

[ワシントン 1日 ロイター] – 米下院は1日、詐欺や公金横領などの罪で起訴された共和党のジョージ・サントス議員(35、ニューヨーク州選出)を除名する決議案を可決した。下院議員の除名は史上6人目。

採決結果は賛成311、反対114と、可決に必要な3分の2以上の賛同を得た。

サントス氏を巡っては経歴詐称などさまざまな疑惑が発覚し、連邦検察による起訴のほか、下院倫理委員会の調査も行われた。

同氏の除名を受け、下院の議席は共和党221、民主党213とさらに差が縮まる。

ニューヨーク州のホークル知事は空席となった議席を埋める特別選挙を10日以内に発表する。選挙はその発表から70─80日後に実施する必要がある。

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