呼吸器系感染症の感染爆発で大混雑する中国の病院。(NTD新唐人テレビの報道番組よりスクリーンショット)

中国で猛威「医者が病名を告げない謎の肺炎」 感染について、口止めされる市民も

この1か月、中国では、医師から本当の病名を伝えられない「謎の肺炎」の流行が著しくなっている。なかでも、国内で最も医療レベルが高いとされる首都・北京での感染状況が、最も深刻であるとされる。

NTD新唐人テレビの取材に応じた北京市民は、病院の混雑ぶりについて次のように明かした。

「私の子供も感染した。それからもう1か月経つが、病院は依然として混雑している。収束するどころか、むしろどんどん患者は増えているようだ。本来ならば休憩や食事用のスペースだった児童医院の地下1階は、すでにフロア全てが子供患者に点滴をする場所になった」

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。