調査によると、今年6月の時点で、カナダでは210万人以上の人々が、コロナウイルス暴露から平均11か月が経過しても後遺症に苦しんでいる (mapo / PIXTA)

カナダ:コロナ感染者350万人以上、3か月後も症状改善せず

新しいデータによれば、何百万ものカナダ人がコロナ後遺症(long COVID-19)を経験している。一部の人はコロナに感染してから1年以上経過しても、体が弱るような症状が続いている。

科学者によれば、コロナ後遺症は感染後の免疫系の損傷によって引き起こされるケースもあるという。

全国的な調査によると、約350万のカナダ人が、コロナと診断された、あるいは感染する可能性があると診断されてから3か月以上経過しても、疲労感、ブレインフォグ(脳の中に霧がかかったようになる症状)、息切れ、その他の症状を経験している。

▶ 続きを読む
関連記事
妊娠中にCOVID-19に感染した母親の子どもは、3歳までに自閉症など神経発達障害と診断される割合が、感染しなかった母親の子どもよりリスクは上昇するが、全体としてのリスクは低いと研究者は強調している
新型コロナの新変異株NB.1.8.1がEU域内で今後拡大する見通し。現在米国では感染の3割以上を占め、中国で急拡大した株でもある。
中共疾病予防管理センターの発表によれば、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の確定患者数は全国的に数週間連続で増加し、陽性率は22.8%に達した
中国共産党は新型コロナウイルスの流行がすでに沈静化したと主張しているが、各地では依然として死亡者数の高止まりが続いており、社会的関心が高まっている。亡くなっているのは高齢者に限らず、若年層や医療従事者にも広がっている。
中国各地でコロナ感染が再拡大し、住民や医師からは実態が公式発表を大きく上回る深刻な状況との報告が相次いでいる。