「シミ消し」中国製クリーム、実際は強アルカリ性…「塗ったらビリビリ痛み」
独立行政法人国民生活センターは13日、SNS広告を通じて購入された中国製の「点痣膏」というクリームによる重篤な皮膚障害について報告した。ほくろやしみを取り除くと宣伝されていたが、実際には皮膚の腐食ややけどを引き起こす強アルカリ性であることが判明。ただちに使用を中止するよう呼びかけている。
消費者の一人、50代の女性は、クリームを顔面のしみ周辺に塗り広げ、ビリビリと痛み、皮膚がむけ、皮膚が変色したとの症状を報告。医師の診断では「完全に元通りになるかは分からない」ほどの痕が残ったという。
70代の女性は、塗った直後に「焼けるような痛み」を感じて皮膚科を受診。熱傷と診断され、治療期間の見込みは1年以上になるという。
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている