中国の寒波が18日に南部の広東省まで南下し、異例の降雪をもたらした。北部も気温が低下している。写真は北京市内を歩く女性。同日撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)

中国で寒波続く、南部の広東省でも異例の降雪 北京は-15.5度に

Liz Lee Ryan Woo

[北京 18日 ロイター] – 中国寒波が18日に南部の広東省まで南下し、異例の降雪をもたらした。北部も気温が低下している。

予想外の寒さは1週間続いており、北部では道路・鉄道・航空輸送に支障をきたしている。

一般的に雪が降るのは最北の地域に限られている広東省ではこの日、沿岸部の省都広州から北へわずか80キロの都市にある山の頂上が雪で覆われた。

同省の例年の初冬の気温が2桁であるのに対し、広州の最低気温は摂氏8度と予想されている。

一方、北京では朝の気温がマイナス15.5度まで下がった。12月の最低記録はマイナス18.3度。

関連記事
2024年5月15日、中国広東省広州市にあるショッピングモールの6階から赤い服を着た女性が転落し、死亡した。自殺とされる。女性は生前「公権力に失望した、怨霊になって復讐してやる!」 とSNSに投稿したとされる。
中共が4月30日に開催した中央政治局会議では、中国における経済問題に対処するためのより効果的な政策が発表されるはずだったが、経済にほとんど実質的な効果をもたらしていない既存の政策の焼き直しに過ぎなかった。
夏休みを前にして、多くの中国の学生たちが海外のサマースクールへの参加を希望している。しかし、ある保護者が訴えている問題がある。その保護者の子どもが、米国のサマースクールに応募したところ、同じ学校の46人の学生が、一斉にビザを取得できなかったのだ。その原因は、事前トレーニングを担当した教師が、生徒たちに虚偽の情報を伝えるよう指導したためだ。
中共(中国共産党)の公安局に所属していた秘密警察工作員が、オーストラリアに亡命した。初めて公の場に姿を現わし、 […]
中国広西省白色市の病院で患者の健康な「右ひざ」の組織を切除してしまった医療ミスが起きていたことがこのほど、明らかになった。