アイスランド気象当局によると、南西部レイキャネスにある火山が12月18日噴火し、溶岩と煙が噴出した。グリンダビークで撮影。Civil Protection of Iceland提供写真(2023年 ロイター)

アイスランドで火山噴火、過去数週間地震が頻発

[オスロ 18日 ロイター] – アイスランド気象当局によると、南西部レイキャネスにある火山が18日噴火し、溶岩と煙が噴出した。過去数週間火山活動に伴う地震が頻発しており、当局は警戒を呼びかけていた。

レイキャネスの住民約4000人は先月既に避難しており、近隣の地熱温泉施設も閉鎖されている。

ロイターの映像では、地面の亀裂から溶岩が噴水のように噴き出している様子が確認できる。黄色とオレンジ色の溶岩が夜空に浮かび上がっている。

警察は警戒レベルを引き上げ、当局は状況が確認されるまで危険地域に近づかないよう市民に呼びかけている。

噴火の正確な場所と規模を確認するため沿岸警備隊のヘリコプターが間もなく到着するという。

近隣の首都レイキャビクにある国際空港の航空便影響は出ていない。

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