専門家によると、飛行機で旅行した後は、熱いシャワーを浴びるべきではないとのこと。 写真はシャワーヘッド。(rin / PIXTA)
長時間の飛行は人を乾燥させるのです

飛行機を降りた直後には、なぜ熱いお風呂は避けるべきなのか?

飛行機に乗ると疲れます。長距離のフライトの場合はなおさらですね。多くの方は、飛行機を降りた後、滞在先のホテルや自宅で休んだり、お風呂に入ったりしたくなるでしょう。しかし、一部の航空業界の専門家は、飛行機を降りた直後は熱いお風呂を、避けるようにとアドバイスしています。それはなぜでしょうか?

長時間のフライトの後は、熱いシャワーを浴びたり、熱めのお風呂に入りたくなるものです。一方では疲れを癒し、他方では機内の雑菌を落とすことができます。しかし、オーストラリアのカンタス航空カスタマーサービス・マネージャー、トラヴィス・カリンチ氏は違う意見を持っています。

カリンチ氏は米国旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」に、長時間のフライトの後、熱いシャワーを浴びたくなっても、熱いシャワーは浴びることはありません。なぜかというと、熱いお湯が皮膚を非常に乾燥させる可能性があるからです。

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