形式主義に陥った中国共産党 官僚組織内での対立が深刻化
「指尖形式主義」という言葉をご存知だろうか。中国共産党(中共)の官僚組織下で、表面上は問題に取り組んでいるように見せかけ、何も実質的な行動はしない行動や態度を指している。
日本でも組織が硬直化した企業などの問題点として同様の指摘をされることもあるが、ある分析によれば、中共は官僚が仕事を怠るのを恐れ、デジタルでの管理を推進したものの、かえって官僚たちは電子業務を利用して腐敗を行い、組織内での対立が深刻化しているという。
最近、中共のネットワーク安全情報化委員会は、この「指尖形式主義」を防ぐためのいくつかの意見を発表した。目標は、1年から2年の間に統合管理、審査登録、評価フィードバックなどを確立し、3年から5年で常態化監視措置と長期的な作業メカニズムを強化し、「指尖形式主義」の反発を防ぐとされている。
関連記事
昨年、中国からの資金流出が推定で1兆400億ドルと過去最高。中共当局は越境証券取引の取り締まりを強化し、米国株など海外市場への投資ルートを締め付けている
台湾の政府系研究機関の研究員がAIを用いて習近平の表情を分析したところ、昨年の北京での軍事パレードでは「悲しみ」や「嫌悪」を示す表情が増加していたという
5月27日の中共軍幹部会議の映像では、壇上の上将は張升民氏1人だけだった。国防部長らほかの現役上将は出席せず、複数の中将も欠席した
博士号を持っていてもデリバリー配達員。月給7千元の求人が実際は3千元以下。中国の若年層が消費を控える理由
米制裁で苦境のファーウェイが突如打ち出した「タウ・スケーリング法則」中国官製メディアは「ムーアの法則を超える革命」と大絶賛。だがネット上では、冷ややかな声が広がっている