( Kevin Frayer/Getty Images)

脱税から海外逃亡の準備まで 中共腐敗官僚による「偽装離婚」の実態

すでに10数年前から、中央や地方を問わず、中国共産党の官僚が「遠くない将来の中共崩壊」を念頭に、海外脱出の準備として自身の財産や親族を海外に移す傾向がみられていた。

それに関係して、脱税や資産移転、不正調査を回避するために、中国共産党(中共)幹部が「偽装離婚」をするケースも、当時から多く発覚している。

例えば、安徽省含山県の元局長クラスであった「呉」という地方官僚の場合、2013年ごろ「自身に不正調査の手が及ぶ」という噂を聞くと、人目を欺くため、急いで妻と離婚手続きをした。不正蓄財した自分の財産は、妻の名義である「張」に移している。

▶ 続きを読む
関連記事
上海で伝統衣装の女性が地下鉄で足止め。奇抜な服装とみなされ、現場判断に疑問が広がっている
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
SNSの転送25件で懲役7年半の求刑。一方、数億円を貯め込んだ汚職官僚には寛大な新基準を適用。中国で加速する「官に甘く民に厳しい」司法の歪み
中国では暴力事件が1日数百件発生すると消息筋が証言。公式発表との間に大きな乖離があると指摘する