1月2日午後6時、日本航空(JAL)の旅客機が羽田空港の滑走路で、海上保安庁の航空機に衝突した。3日朝、焼けたJAL機の残骸を調査員が検査している (Photo by RICHARD A. BROOKS/AFP via Getty Images)

<羽田空港事故>海保機長と管制官、認識不一致か 英メディア「全員避難」奇跡を讃える

東京・羽田空港の滑走路で、日本航空機と海上保安庁機が衝突し炎上する事故が発生した。3日、国土交通省の事故調査で、海上保安庁機長の「離陸許可」の認識と空港管制官の指示に食い違いがあったことが明らかになった。

2日午後6時、新千歳空港から出発した日本航空516便が羽田空港C滑走路に着陸直後、新潟行きの海保機と衝突した。能登半島地震の救援へ向かう海保機の乗組員6人のうち5人が死亡、1人が重傷を負った。516便の乗客乗員379人は全員脱出し、14人が医療機関で診察を受けた。

国土交通省によると、管制官は日本航空機に滑走路進入を許可し、海上保安庁機には滑走路手前までの走行を指示していた。しかし、海上保安庁関係者によると、機長は「離陸許可を得ていた」と捉えており、認識の不一致があった。

運輸安全委員会は、事故原因調査のため、双方の機長らからの聞き取りを行う方針。海上保安庁機のブラックボックスは回収されたが、日本航空機のブラックボックスはまだ回収されていない。

警視庁は、事故に関連し、業務上過失致死傷の疑いで捜査を開始している。現場検証と関係者からの聴取を行っている。

事故に関してエアバスは専門家を日本に派遣し、調査を技術的な観点から支援する意向を示している。エンジンメーカーのロールスロイスの専門家も同行する予定。

海外メディアは、事故の潜在的な危険性を指摘する一方で、全員が避難できたことを「奇跡的」と報じている。英BBCやガーディアンは、日本の輸送安全性の高さと客室乗務員の迅速な対応を評価している。

オンラインに流出する事故当時の映像には、煙が充満する日航機の客室で、客室乗務員がメガホンを使用して乗客に呼びかけを行っている様子が収められていた。

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