(大紀元)

リビア最大級油田が抗議デモで操業停止 日量30万バレル

[3日 ロイター] – リビア最大級のシャララ油田が地元住民のデモに見舞われ、操業の完全停止に追い込まれた。エンジニア2人がロイターに語った。同油田の生産規模は最大で日量30万バレル。

インターネット上に流れている動画によると、リビア南部フェザーン地域からのデモ隊が、自分たちの要求が受け入れられるまで油田を閉鎖したと主張している。

エンジニアの一人は先に、油田で部分的な減産が生じており、デモ隊は油田入り口のゲートにいると語っていた。

デモ参加者の一人はロイターの電話取材に対し「開発計画や、燃料供給のための製油所や舗装道路、医療施設、若者への働き口の提供といったサービスが必要だ」と訴えた。

シャララ油田はしばしば政治的抗議などの標的になっている。

関連記事
イスラエル、レバノン侵攻の深層 イスラエルがレバノン南部に侵攻し、ヒズボラ壊滅を目指す中、イランの弾道ミサイル攻撃がイスラエルに向けて発射された。長期計画に基づき、ヒズボラの指導層は事前に排除され、激しい戦闘が展開されている。
イスラエル軍は1日、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表した。180発超のミサイルが国内に向け発射された。
米国とイラクは、2026年末までに連合軍を段階的に撤退させ、イラクの安全保障体制を強化するための過渡計画に合意した。
ヒズボラのポケベルやトランシーバーがレバノン各地で爆発し、少なくとも32人が死亡、数千人が負傷。連続した爆発は中東の緊張を高める。アメリカは関与を否定。
レバノンでヒズボラのポケベルが爆発し、9人が死亡、2800人が負傷。米国は関与否定、犯人不明。ヒズボラはイスラエル非難。専門家は爆発原因を推測中。