2020年12月17日、ネバダ州リノのワクチン接種会場で準備されている、ファイザー/ビオンテック社製の新型コロナワクチン用のシリンジとバイアル。(Patrick T. Fallon/AFP via Getty Images)
ファイザー製ワクチンに、がんや自己免疫疾患のリスク高める可能性

ファイザー製mRNAワクチンが「異常なタンパク質」生成、専門家は自己免疫疾患を懸念

ケンブリッジ大学の新たな研究によって、ファイザー製ワクチンのmRNAが、8%の確率で誤って翻訳され、スパイクタンパク質ではなく、別の意図しないタンパク質を生成することが明らかになりました。

この誤翻訳は主に、ファイザーがmRNA塩基に加えた改変によって引き起こされます。この発見に関して、専門家の間では自己免疫反応に関する懸念が高まっています。

筆頭著者のアン・ウィリス氏は研究のプレスリリースの中で「私たちの研究は、この新しいタイプのワクチンに対する懸念と解決策の両方を提示している」と述べました。

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