イメージ画像。霊柩車から保管用コンテナの中へ移される火葬を待つ遺体。北京郊外にて、2022年12月18日撮影。(Getty Images)

2023年中国の人口は激減 景気低迷による出生率の低下、疫病の蔓延などで=専門家

2023年の中国の人口データについて、中国当局はいまだに公表していない。

非公表である理由は明らかでないが、人口学者たちが、すでに公開されているデータに基づいて予測したところによると、2023年の中国の死亡者数は出生者数を大きく上回り、人口が激減しているという。ロイター通信が9日、人口統計学者の見解として伝えた。

人口激減の主な原因は、景気低迷などによる出生率の低下や伝染病による死亡者の激増だという。伝えられた見解の概要は、以下の通り。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。