厚労省のコロナワクチン接種後の死亡についての立場は、「ワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」という立場を崩していない(kash* / PIXTA)

厚生労働大臣「コロナワクチンによって有害作用を引き起こした死亡」を認める

厚生労働大臣が公式に「コロナワクチンによって有害作用を引き起こした死亡」について認めた。

厚生労働省の1月23日の記者会見で武見敬三大臣が、厚生労働省が公表している人口動態統計で、事故死や病死など、詳細に分類された1万種類を超える死因の中のコード番号だけで記された「エマージェンシーコードU12」の内容について聞かれた際、大臣は、「コロナウイルス感染症2019ワクチンの治療上の使用により有害作用を引き起こした死亡」と述べ、コロナウイルスの使用によって生じた死亡であることを認めた。

厚労省のコロナワクチン接種後の死亡についての立場は、「ワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」という立場を崩していない。

2022年の人口動態統計の「エマージェンシーコードU12」の人数は男性が7名、女性が16名、合計23名となっていた。それに対し、ワクチンなどの接種後に生じた副反応が疑われる症状の情報を集め、審議会に報告し、予防接種の安全性に関する情報を国に報告する副反応報告制度において、ワクチン接種後の死亡事例がワクチン接種との因果関係が否定できないとされた事例はわずか2例となっている。

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