マイク・ギャラガー議員は、宗教間円卓会議で中国共産党による信教の自由への脅威を語る(Madalina Vasiliu/エポックタイムズ)

対中強硬派のギャラガー議員 再選を目指さず

米国下院対中共特別委員会を率いるマイク・ギャラガー共和党下院議員は2月10日、任期満了に伴う再選に、出馬しないことを表明した。

ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)は、2月6日に国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官に対する弾劾に反対票を投じたため、ここ数日党員から非難を浴びていた。

同議員は2023年1月に設置された「米国と中国共産党の戦略的競争に関する下院特別委員会」の初代委員長を務め、2023年初めに台湾を密かに訪問するなど、中共(中国共産党)に対して強硬な姿勢で知られている。昨年中共が日本の水産物をボイコットした時、それは「根拠のない経済的脅迫」だと非難した。

ギャラガー議員は、再選を望まないのは自分の政治哲学に関係していると述べた。

「しかし、米国建国の父たちの本来の意図は、市民が議会で任期を勤め上げ、その後は私生活に戻ることだった。選挙政治はキャリアであってはならないし、議会は年をとっていく場所ではない。だから、再選を断念したのは、強い決意をもってのことだ」

最後に同議員は、ウィスコンシン州北東部の有権者に対し、生涯の栄誉を与えてくれたことに感謝した。

「米国は世界史上最も偉大な国家である、という私の信念は、4期にわたる職務を通じてより強固なものとなった。 私の肩書きは変わっても、私の使命は変わることはない」と強調した。

ギャラガー議員は米海兵隊で7年間現役を務め、うち2回はイラクに派遣された。プリンストン大学で学士号、ジョージタウン大学で安全保障研究修士号および国際関係学博士号、国家情報大学で戦略情報学修士号を取得した。

 

 

 

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