中国1月新築住宅価格、政策支援でも下落傾向続く
[北京 23日 ロイター] – 中国の新築住宅価格は1月に前月比での下落ペースが鈍化し、主要都市で幾分の安定化が見られた。ただ、需要回復に向けた当局の取り組みにもかかわらず、全国的には下落傾向が続いた。
中国国家統計局が23日発表したデータに基づくロイターの算出によると、1月の新築住宅価格は前月比0.3%下落した。昨年12月は0.4%下落していた。
1級都市は前月比0.3%下落。頭金の引き下げなど支援策が奏功し、前月の0.4%から下落ペースが鈍化した。
前月から下落した都市の数も減少したが、購入意欲は依然として非常に弱く、市場全般の下落傾向は変わっていない。
前年同月比では0.7%下落し、過去10カ月で最も大幅な落ち込みとなった。昨年1月は新型コロナウイルス感染拡大による影響で1.5%下落し、比較対象ベースが低かったにもかかわらず、大きなマイナスを記録した。
不動産仲介センタラインのアナリスト、Zhang Dawei氏は「不動産セクターは依然として底を打ちつつある段階で、住宅購入者の所得と信頼感、需要全般が回復するにはまだ時間がかかる」と語った。
関連記事
中国共産党(中共)の国務院は、2025年から「除夕(大晦日)」を法定休日に戻すと発表した。この変更は、習近平の […]
余茂春氏は、トランプ氏が表面的には中共指導者と良好な関係を保つが、真の友人とは見なさないと述べました。彼によると、習近平は信用できないため、米国は譲歩せず、貿易戦争を続けるでしょう。中共の行動変更が米中関係改善の鍵と強調しています。
中国で最近、殺人事件が相次いでいる。 広東省珠海の自動車の暴走、江蘇省無錫市の専門学校での切りつけ事件に続き、 […]
中国政府が経済救済のため海外からの観光客誘致に力を入れている中、先日雲南省騰衝市のあるホテルが「日本人客の宿泊 […]
習近平は11月4日、中共空軍の空挺軍司令部を視察した。新華社は、習近平が空挺部隊に対して訓練を強化し、戦闘準備を進めるよう指示したと伝えた。