写真は「両会」と呼ばれる2つの重要会議の開催を控えるなか、荷物検査を受ける市民、2024年3月2日撮影。(台北中央社より)

両会の期間中「草木皆兵」となった北京 あふれる検問所と監視員、中共は何を恐れるのか?

今年、中国では3月4日から5日にかけて「両会」と呼ばれる2つの重要会議(全国政治協商会議と全国人民代表大会)が開催された。その間、開催地の北京では、例年以上の厳戒態勢が敷かれている。

「草木皆兵(そうもくかいへい)」と言われる通り、中国共産党は明らかに何かを恐れている。街の草木までもが、まるでスナイパー(狙撃手)にでも見えるのだろうか。

北京の街頭には大勢の警官や警備員、市民ボランティアなどが出て、総がかりで同じ市民の一挙一動を監視している。これらの「治安維持要員」は、街を歩く市民に対していつでも職務質問をするほか、持ち物の抜き打ち検査なども行うのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
刃物対策で透明袋で登校。中国の学校でカバン登校禁止に波紋。「何かあったはずだ」との受け止めが広がり、学校環境への不安も高まっている
国民政府軍は兵力に勝り、装備も整い、共産党軍を大きく上回っていた。ところが、そのわずか4年後の1949年、蔣介石は失意のうちに台湾へ退いた。背後には、蔣介石の周囲に複数の共産党スパイが潜んでおり、中には高位に就いていた者もいた事情があった
中国民主党北京支部のメンバー7人に対し、「国家政権転覆」の罪で重い判決が言い渡された。カナダ・バンクーバーでは、同党のメンバーらが中国総領事館前で抗議集会を開き、党員の釈放と中国の人権状況への国際的な関心を呼びかけた
中国共産党(中共)当局はこれまで一貫して、政府債務リスクは全体として安全かつ抑制可能であると主張してきた。「2 […]
中国EVの発表会でまさかのトラブル…新車が動かない?  それでもメーカーは「演出」として決して認めず。SNSでは皮肉の嵐、トレンド入りする事態