コスメブランド「ベネフィット」 中国のショップを全店閉鎖 今夏には中国市場から撤退
米サンフランシスコ発のユニークなコスメブランド「ベネフィット(Benefit)」は、売り上げ不振のため「今夏には中国市場から撤退する」と報じられた。中国における同ブランドのオンラインショップは、すでに全店閉鎖している。
中国メディア「潮新聞」(5日付)の報道によると(ベネフィットの)撤退は「6月末から7月初めにかけての見込み」だという。
今月5日「ベネフィットが中国市場から撤退する」のトピックスは、中国SNSのホットリサーチ入りした。かつて人気を博したブランドの撤退に、嘆きのコメントが多く寄せられている。
関連記事
中国でフードデリバリー配達員が数百人規模で抗議。警察が介入し強制排除。年末の中国に漂う不穏な空気が、現場からにじみ出ている。
今年も中国でサンタが捕まった。ツリーは並ぶのに、サンタは捕まる。そして派出所はサンタでいっぱい。OKとNGが分かれる、中国のクリスマス事情
また社会報復か。中国・福州で暴走車。当局は「操作ミス」と説明するが、減速なしの逆走に市民は納得せず。
北京を取り囲む高速トンネルで爆発。凄惨な映像が拡散する一方、1週間以上が経過しても中国公式メディアは沈黙。なぜ何も報じられないのかという怒りが広がっている。
中国で感染症が急拡大。子どもを中心に重症化や死亡が相次ぎ、ICUは満床との声も。中共当局の発表と医療現場の実感には大きな隔たりがある。