3月20日、米議会超党派の議員団は、中国製ドローン(無人機)に対する関税引き上げや米ドローンメーカーへの新たな優遇措置をバイデン政権に求めた。写真は下院で中国問題を扱う特別委員会のマイク・ギャラガー委員長。台湾の台北で2月撮影(2024 ロイター/Ben Blanchard)

米議員、中国製ドローンの関税引き上げ要請 バイデン政権に書簡

David Shepardson

[ワシントン 20日 ロイター] – 米議会超党派の議員団は20日、中国製ドローン(無人機)に対する関税引き上げや米ドローンメーカーへの新たな優遇措置をバイデン政権に求めた。

下院で中国問題を扱う特別委員会のマイク・ギャラガー委員長、同委員会の民主党トップであるラジャ・クリシュナムルティ議員のほか、11人の議員が、米通商代表部(USTR)、商務省、国土安全保障省宛てに書簡を送った。

議員らはDJIやオーテルなど中国のドローンメーカーに対して直ちに措置を講じるよう要請。

これには「国家・経済安全保障上の明確な脅威となる技術が米国市場に大量に拡散するのを阻止するため」の関税引き上げも含まれるとしている。

中国製ドローンに対する現行25%の追加関税は輸入急増に「対抗するには不十分」だという。

議員らはまた、マレーシアから米国へのドローン輸出が近年急増していると指摘。「米国の法律を回避するために中国がマレーシアを利用して積み替えを行っているのではないかという懸念を抱かせる」と述べた。

関連記事
トランプ米大統領は、習近平との会談で台湾問題に言及し、習近平は自身の考えを理解していると述べた。一方、会談後の米中双方の公式発表に台湾への言及はなかった
米主要テレビ局5局は、習近平氏の訪米に伴う歓迎式典やトランプ氏との首脳会談を生中継しなかった。中国側は米国での広い放送を期待しており、関係者は映像を十分に届けられなかったことを「残念だ」と述べた
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する
米国でCOVID-19対策として実施された融資のうち、約1千億ドルについて、米税務当局が不正の疑いがあると特定した。
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した