イランのライシ大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が共に、両国の国境を流れるアラス川に新しく建設されたキズ・カラシダムの開所式に出席している様子(Photo by Office of the President of the Islamic Republic of Iran via Getty Images)

イラン大統領ら搭乗ヘリ墜落 大統領と外相が死亡

5月19日、イランのイーブラーヒーム・ライシ大統領が搭乗していたヘリコプターが、イラン北西部の東アゼルバイジャン州の山岳地帯で墜落した。この事故は、ダムの開所式典に出席した後の移動中に発生した。20日、イラン国営メディアによるとライシ大統領とアブドラヒアン外相が、搭乗していたヘリコプター墜落で死亡した。

救助隊はトルコの無人機の支援を受け、残骸の熱源が特定されたが、現場が高地であることと悪天候のため捜索作業を難しくしている。救助活動にはロシアからも支援があり、プーチン大統領は救助隊の派遣を指示され、両国の連携が強調されている。一方で、米国と日本はこの事故の状況を注視し、必要に応じて支援を検討する姿勢が示されている。

ライシ大統領は、保守強硬派として知られており、司法府での重要な役割を経て、2021年にイランの大統領に就任した。彼の政治的立場は、イランのイスラム体制の維持と地域における反欧米感情を強化することに重点を置かれていた。

▶ 続きを読む
関連記事
米国下院の 米国下院中国問題特別委員会 はこの日、最新の報告書を発表し、中国共産党(中共)が制裁を回避するため、複雑な違法ルートを通じて原油を調達している実態を明らかにした。
イラン軍であるジャムシード・エシャギ参謀本部顧問が、先日の空爆で死亡した。一方でイラン側は依然として威嚇を続け、国内にあるアメリカ企業への攻撃を行う可能性を示唆している。ピート・ヘグセス米戦争部長は、今後数日がこの戦争の行方を左右する重要な局面になると強調した。
ホルムズ海峡がイランによる「有料道路」と化している。イラン革命防衛隊が、海峡を通過するタンカーに対し、積載原油1バレルあたり1ドル規模の通行料を人民元や暗号資産で要求していることが判明した
イランが停戦の意向を示しながらも、湾岸地域への攻撃を継続している。専門家らは、イランの意思決定が単一の中枢に集中しておらず、政府、宗教指導部、革命防衛隊の間で分散している点が背景にあると指摘
「戦史において、敵がわずか数週間のうちにこれほど明確かつ壊滅的な大規模損失を被ったことは一度もない」と大統領は述べた