米国の未臨界核実験実施に、ロシア北朝鮮から反応
米エネルギー省の国家核安全保障局(NNSA)は、先週14日、ネバダ国家安全保障施設にて(旧称ネバダ核実験場)で「未臨界核実験」を実施したことを確認した。この実験は、核弾頭に使用された材料の劣化状況等に関する情報を提供するためのもので、北朝鮮とロシアからの反応を招いた。
NNSAは、「アメリカの核弾頭の安全性、セキュリティ、信頼性、有効性を支える貴重な情報を収集するために、未臨界核実験が必要である」とした上で、「この実験は予測通りの結果となり、自己持続可能な連鎖反応や臨界状態には至らなかった。米国が1992年以来自らに課している核爆発実験モラトリアム(核実験の自主的な一時停止)に合致する」と説明した。また、NNSAは今後も同様の実験を増やし、核兵器の材料に関するデータを収集する計画を発表した。
NNSAのウェブサイトによれば、「未臨界核実験」は化学高性能爆薬を使用して極度の熱と圧力を生成し、1,000フィート地下の実験室で実施した。
関連記事
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている
トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで大手防衛企業の経営陣と会談し、「高性能兵器」の生産を現在の4倍に拡大する方針で合意したと明らかにした
国防総省ヘグセス長官は3月4日、アメリカの潜水艦が前日夜、インド洋でイラン海軍の軍艦1隻を撃沈したと明かした。魚雷による敵軍艦の撃沈は、第2次世界大戦以来初めてだと強調
トランプ米大統領は、イランによるホルムズ海峡封鎖に対抗し、米海軍によるタンカー護衛や海運会社への保険提供など、エネルギー輸送確保に向けた方針を発表した