中共空港にいるロシア機
約束を守らない不実の中共

目撃者の報告:ロシアの軍用機が北京空港で物資の積込み

ウクライナとロシア間の戦争が2年を超えて続いているなか、米国は中共(中国共産党)に対し、ロシアへの軍事支援を中止するよう何度も警告を行ってきた。中国の市民が新唐人テレビに提供してきた情報によると、彼は昨年、北京空港でロシアの軍用機5機が物資を積み込んでいるのを目撃したと言う。

中国国内の市民、張さん

「2023年10月24日、ロシアの5機の輸送機が北京に到着し、軍用物資を搭載して帰国した」

張さんが提供した映像には、北京首都国際空港に停まっているロシアの5機の軍用機が写っている。

「その時、5機の輸送機が到着しており、それぞれにロシアの国旗が描かれていた。間違いなく軍用の機体だ。出発する際、トラックの物資を飛行機に積み込む様子を目撃したが、積み込んだ物資の詳細は不明だ。トラックは密閉されており、中の様子は見えなかった」

張さんによると、多くの人がロシア軍用機を目撃しているとのことだ。

「その時、周りの人たちも皆、目撃していたと思う。飛行機が到着した後、すぐには戻らず、北京に4~5日間駐機していた。その間は北京で国慶節の後に行われたイベントだったようだ。最終日には、トラックが飛行機が駐機しているエプロンに向かっているのを目撃した。明らかに物資が積み込まれていたのだ」

米国の情報機関が4月10日に公表した報告によると、中国からロシアへの工作機械、マイクロエレクトロニクス、その他の高技術製品の輸出が大きく増加しているとのことだ。モスクワはこれらの製品を使って、ミサイルや戦車、飛行機などの武器を製造し、ウクライナでの戦争に使用していると言われている。

陳世民副教授は以下のように述べた。

「ロシアが必要としている半導体チップの91%は、中国から供給されている。また、ロシアの武器製造に不可欠な工具の約半分が、間接的な手段や民間企業を介して中国から輸入されている。ロシアが国防産業の生産能力を迅速に回復できたのは、中国の背後での支援が大きく影響していると考えられる」

4月に、米国のイエレン財務長官とブリンケン国務長官は中国を訪れ、中共にロシア支援について強い警告を伝えた。

陳世民副教授は「中国が密かにロシアを支援し、西欧の安全を脅かしている」と指摘した。

西側諸国とブリンケン国務長官も「双方に利益はないとはっきりと警告している」と述べた。

5月14日、ジョー・バイデン大統領は、電気自動車、コンピュータチップ、医療機器など、中国からの7つの部種の輸入品に対する関税を大きく引き上げると発表した。これには、追加の措置が含まれる可能性があるという。

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