2023年12月13日、英国バーミンガムで撮影されたインゴット (Photo by Christopher Furlong/Getty Images)

米金融市場の崩壊 高まる金の価値

投資家にとって、金融市場の崩壊という現環境における最悪の選択は、国債への投資と現金の貯蓄だ。

資金供給が再び増加するに伴って、持続的なインフレーションも生じている。通貨の流通量が民間部門の需要を大幅に超えるときにインフレは発生する。投資家にとって、金融市場の崩壊という現環境における最悪の選択は、国債への投資と現金の貯蓄だ。購買力の低下は偶然ではなく、政府が意図的に行っている。

読者に、なぜ政府は自らが発行する通貨の購買力を下げようとするのか、とよく尋ねられる。答えは非常に単純だ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国は少子化と高齢化が急速に進行し、労働力や経済成長に深刻な影響が広がっている。長年の政策と経済構造が出生率低下を招き、政府の対策も効果を上げていない
ドイツは中国の通貨政策や国家補助金、安全保障行動を問題視し、G7など民主主義国による協調対応を提唱。経済と安保の両面で対中姿勢を転換している
ロシアは大規模攻撃を続けるが、死傷者の増大や国内不満で先行きは不透明。ウクライナは欧州支援と技術優位で持ち直し、戦局は一方的劣勢ではなくなりつつある
2026年上半期、中共軍の台湾海峡・西太平洋での活動は大幅減。背景には指揮系統の混乱、装備・維持管理の課題、日米の抑止強化があり、対外行動は全体に抑制的となっている
7月1日、中国本土では対外投資に関する新規則(国務院令第837号)が正式に施行される。この中では、個人による対外投資への規制が新たに加えられ、かつてないほど厳格な内容となっている。