2023年10月11日、オーストラリアのペニー・ウォン外務大臣(左)がメルボルン空港で、中国共産党によって3年間拘束されていたオーストラリア人記者のチェン・レイ氏を出迎えました。(AAP Image/Supplied by the Department of Foreign Affairs and Trade (DFAT)) NO ARCHIVING, EDITORIAL USE ONLY
中共のこのような行動は恥ずべきこと

オーストラリア記者チェン・レイ氏、中国共産党による公然とした妨害行為を受ける

6月17日、オーストラリアの首都キャンベラにて、オーストラリアのアンソニー・アルバニージ首相と中国の李強首相が首脳会談を行った。3年以上にわたり中国で拘束されていたオーストラリア国籍の中国系TVキャスター、チェン・レイ氏が両国間の文書署名式典およびプレスカンファレンスに出席したが、中国共産党の官僚によって意図的に視界を遮られる事件が発生し、メディア界で大きな議論を呼んでいる。

チェン・レイ氏は、いまオーストラリアのSky Newsテレビのニュース・キャスター兼ビジネスレポーターを勤めている。チェン・レイ氏は、2020年8月に中国で拘束された。仕事上で得た国家機密を不法に海外機関に提供したという罪に問われ、懲役2年11月の実刑判決を受けた。

Sky Newsが公開した映像によれば、チェン・レイ氏が17日の式典と記者会見に参加している最中、彼女の正面に、中国共産党の大使館職員と思しき2人の人物が立ちはだかり、彼女がカメラに映らないように遮る様子が確認できる。これらの職員は、アルバニージ首相や李強首相にも、目に付かないように位置取りをしていた。

▶ 続きを読む
関連記事
米中首脳会談は中国優勢との見方を覆し、米国の圧倒的勝利と分析。OpenAIの暴走騒動や米中AI開発競争の激化、米「AI軍」創設宣言が力関係を一変させ、中国を交渉の場へ追い込んだ舞台裏に迫る
中国外交部が高市首相について「日本首相」との肩書を外し、氏名のみで表記。呼称の変化について、矢板明夫氏は中国の政治宣伝でみられる手法と指摘
ドバイ発テルアビブ行きのフライドバイ機で発生したハイジャック事件で、負傷したインド人機長は回復している。副操縦士には過激思想の影響が指摘され、当局はUAEやイスラエルなどが動機や組織的関与を調べている
米軍は中東に約9千人の海軍兵と海兵隊員を増派しており、複数の軍艦がすでに出航した。トランプ大統領が中間選挙後にイランへの攻撃を再開、強化するか検討する中、今後数週間から11月末にかけて、米軍の3個空母打撃群が中東に集結する可能性がある
中国のスマートカーが海外市場に急速に進出する中、車載カメラやマイク、GPS、通信システムを巡り、各国でデータや国家安全保障上の警戒が高まっている。現在、英国、米国、ポーランド、イスラエルなどが、それぞれ程度の異なる制限措置を講じている。