中国の太陽光発電業界、供給過剰で混乱に
中国政府は太陽光発電業界の発展を推進してきたが、その結果、供給過剰に陥り、製品の価格と利益が急落している。専門家によれば、中国の太陽光発電業界はすでに混乱状態にある。
『エコノミスト』誌の報告によると、中国の太陽光発電業界は世界の供給チェーンのあらゆる段階に関与しており、多結晶シリコンから完成品まで網羅している。エネルギー分野のデータ分析を手掛けるウッド・マッケンジーのデータによると、昨年の中国の太陽光モジュール生産能力は約1千ギガワット(GW)に達し、これは世界の他の地域の総生産能力の5倍に相当する。中国は世界の設置総量の2倍以上の太陽光電池を毎年生産している。
パンデミックの間、多結晶シリコンの供給不足により太陽光電池の価格が上昇したが、その後、PVInsightsのデータによると、世界的な価格は1ワット当たり10セント以下の歴史的な低水準にまで下落した。
関連記事
「国を閉ざして発展しても未来はない」。中国の共産党機関紙がこう訴えたところ、記事はネットから削除された。なぜ、この言葉が問題になったのか
中国の役所、勤務時間なのに窓口は無人。市民がその様子を撮影すると翌日、なぜか「スマホ持ち込み禁止」に。「問題ではなく、問題を指摘した人を解決する」。中国で有名な皮肉が、また話題に
科学者の最高峰になるのに「最低2億円」?中国トップ級の名門大の元准教授が中国学術界の裏側を暴露
中国とネパールの国境地帯で大規模な鉄砲水と土石流が発生し、多数の死者・行方不明者が出た。ネパールが被害情報を随時公開する一方、中国側では発表の遅れやSNS投稿の削除が指摘され、情報統制への批判が出ている
中国経済の減速が深刻化している。不動産市場の急落や消費低迷、デフレ圧力が強まるなか、債務残高は対GDP比で300%を突破。従来の投資主導策が限界を迎えるなか、当局が活路を託す先端技術・AI戦略の行方を追う