英総選挙、労働党が圧勝、14年ぶりの政権交代
【ロンドン】4日に投開票が行われた英国の下院(庶民院)選挙で、労働党は総選挙で少なくとも326議席を獲得し、保守党の14年にわたる政権に終止符を打った。日本時間の5日朝6時に発表された出口調査によれば、サー・キア・スターマーが次期首相に就任することが確定した。
スターマー氏は、「我々はやり遂げた。変革は今から始まる。働く人々のために英国を再建する準備ができている」と述べ、支持者に向けて勝利を宣言した。労働党は410議席を獲得し、議会の過半数(326議席)を確保した。2010年に保守党に政権を明け渡して以来、労働党は14年ぶりの政権奪還を果たした。
約175議席がまだ確定していないが、保守党のリシ・スナク首相は「英国民は厳しい審判を下した。その責任は私にある」と述べ、自らの敗北を認めた。スナク氏は自身の議席を維持したものの、保守党は歴史的な大敗北を喫し、議席数は記録的な低さに達する見込みである。スナク氏は労働党の勝利を認め、すでにスターマー氏に祝意を伝えたという。
関連記事
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国政府は新たな輸出市場を模索することになる
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している
英国や欧州各国の電子パスポートに使われる中核部品を供給する仏企業が、米国の輸出規制対象となった中国資本と関係していることが分かった。英政界や専門家の間では、偽造リスクや供給網の安全性を懸念する声が出ている
ノルウェーで「国内で最も美しく、最も高価な公衆トイレ」として知られる建築作品が、中国共産党によるスパイ活動への利用が懸念されるとして、当局により閉鎖された。
EUのデジタル規制当局は28日、中国発越境EC大手Temuが、プラットフォーム上で販売する違法製品を十分に防止していなかったとして、2億ユーロの制裁金を科すと発表