複雑なメカニズムを紐解くと、本当は所得が減っている?
我々の所得に何が起こっているのか?
昨日、私のお気に入りの地元の食料品店を訪れた。家族経営のブティックで、世界中から素晴らしい商品を取り揃えている。この店は顧客志向と優れた品揃えのおかげで大変な繁盛をしており、それは安定した供給業者との関係によるものである。この事は、この店がこれまでの困難な時期、特にインフレによる顧客層の揺らぎを乗り越えることができた理由だ。
今回はオリーブオイルを補充しに行った。3年前、私の好きなブランドのオリーブオイル1ガロンは20ドルだった。今では40ドルになっており、その値上がりの少なくとも半分はここ数か月の間に起こったのだ。この値段に、ショックと不安を感じたので、そのことを店主に伝えた。店主は、この価格でも以前より儲かっていないと断言した。マークアップ(利益率)は同じで、ただ供給業者の値段が大幅に上昇しただけだという。
店主は「信じてください。私は全然儲かっていない。むしろ逆だ。この値段は我々をも苦しめている」と言った。
関連記事
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
トランプ政権が難航するCDC局長人事で指名したシュワルツ氏。巨大保険会社の幹部歴を持つ彼女は、コロナ禍の「負の遺産」を隠蔽するのか、それとも真相究明に動くのか。組織改革と利益相反の狭間で揺れる米公衆衛生の核心に迫る
ある冬の夜、一頭の牛の最期に立ち会った牧場主の告白。「効率」や「平等」という言葉では片付けられない、命を背負う責任と、過酷な現実に立ち向かう「男らしさ」の本質を紹介する
AIがもたらす「豊かさ」は、しばしばインフレを過去のものとし、貨幣さえ意味を失わせる未来像と結びつけて語られる。だが、その見方はあまりに楽観的だ。AIが供給力を押し上げても、価格も貨幣も、そして経済の摩擦も消えはしない
イランは反撃されることはないと過信し、代理勢力を通じた挑発を続けてきた。しかし、トランプとネタニヤフという「ルールを厭わない」指導者の登場が、その慢心を打ち砕く。軍事拠点を破壊され窮地に陥るイランの誤算を暴く