(marina.rodrigues/shutterstock)

【寄稿】中共ドローン軍団に対抗する最適解とは

中国製の軍用ドローンが世界中で猛威を振るっている。台湾の兵士に嫌がらせをし、制裁を逃れるためのキットとしてロシアに送られ、さらには風力発電のタービンとしてリビアの軍閥に輸送された。今やドローンは世界中の戦場で欠かせない存在となっており、中国での大量製造と相まって、米軍とその同盟国にとって頭痛の種となっている。

リビアに無断で送られた無人機はイタリア税務署と税関職員に摘発された。リビアは内戦のため、国連の武器禁輸措置下にあり、中国共産党(CCP)が輸送品目を偽装したのはそのためである。イタリア当局者によると、「(ドローンの)部品は風力タービンのブレードの複合材料レプリカの中に隠され、検査を逃れようとした」という。環境に配慮した、素晴らしい考えではないか。

ドローンは複数のコンテナに積み込まれ、2隻の船で輸送された。組み立て後のスペックは、長さ33フィート、重さ3トン、翼幅66フィートだ。これらはおそらく、12発のレーザー誘導兵器を搭載可能な中国製軍用ドローン(UAV)「翼龍II」だろう。「Defense News」の7月2日の報道によると、タービンブレードに偽装されたドローンはハリファ・ヒフター将軍の元へ届けられる途中で差し押さえられた。報道によると、ヒフター将軍はアフリカで活動するロシア軍に作戦物資を供給しているという。

▶ 続きを読む
関連記事
性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する理解増進法「基本計画」の閣議決定を機に、性多様性のあり方が議論されている。しかし、個人の尊重と同時に、数千年にわたり人類文明を支えてきた「伝統的家族」の意義も見落としてはならない。その根基を今こそ見つめ直す
2026年6月19日は旧暦の端午の節句。中国から伝わり、日本独自の「男の子の節句」へと発展したこの祝祭には、屈原や伍子胥、そして武士道にも通じる「忠義と品格」を次世代へ繋ぐという、先人たちの願いが込められている
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る
走り続ける日常を少し止め、自分にとっての「十分」を見つめ直してみませんか?「知足・断捨離・旬」という3つの視点から、衝動に惑わされず、一人の人間として日々の暮らしを丁寧に愛おしむヒントを綴ります
世界最大の輸出国が人為的に安い通貨を維持するなか、西側諸国の経済はいつまで持ちこたえられるのだろうか