2024年5月3日、嫦娥6号ミッションを搭載した中国の長征5号ロケットが打ち上げられた(Hector Retamal/AFP via Getty Images)

中国民間ロケット、また打ち上げ失敗、原因調査中

中国北西部の酒泉衛星発射センターで11日、中国民間企業が開発した商業用ロケット「双曲線1号遥8」が打ち上げられたが、上空で異常が発生し飛行試験に失敗した。新華社が伝えたところによると、原因は現在調査中であるという。

新華社によれば、7月11日午前7時40分、「双曲線1号遥8」ロケットは酒泉衛星発射センターで点火され、順調に上昇したが、飛行中に異常が発生し、試験飛行は失敗に終わった。これに対し、ロケットの開発元である北京星際栄耀空間科技股份有限公司は、同日昼に声明を発表し、1段目から3段目までは正常に飛行したが、4段目で異常が生じたと説明した。具体的な原因は今後の詳細な調査と審議を経て発表される予定だという。

「双曲線1号」は、中国で初めて民間企業が成功させた、人工衛星の打上げ/軌道投入用のロケットであり、これまでに7回の発射を行っているが、今回の失敗は4度目となる。前回の発射は昨年12月で、初の連続成功を達成していた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている
記者会見で米メディアが「中国は『米中共同統治』(G-2)枠組みを受け入れるか」と質問した。王毅外相は「大国共同統治」の論理には同意せず、「平等で秩序ある世界多極化の構築」は各国の共通の責任であるべきだと述べた。専門家は「中共は怯んだ」と分析している
中共の官製メディアは、ロシア・ウクライナ戦争と比べても、米軍によるイランへの軍事攻撃の報道を低調にとどめている。特にハメネイ師の暗殺や、イラン市民が体制転換を求める動きについてはほとんど報じていない。イラン情勢と中国国内の現況を重ね合わせてたくないとの思惑があると指摘されている
海外メディアの報道によると、今月末に予定しているトランプ米大統領の訪中は、首都・北京のみで行われ、他の都市への日程は組まれない見通しとなった。関係筋は、トランプ氏の日程が極めて限られていることに加え、安全面の配慮が主な理由だと説明している