今週13日(土曜日)は、中国の民主運動家である劉暁波の命日である。彼は2010年に獄中でノーベル平和賞を受賞したが、7年前、中国・沈阳で肝癌の治療が遅れたために亡くなった。(Photo credit should read TORU YAMANAKA/AFP via Getty Images)
国境を越えた中共による弾圧に懸念も

中国民主運動家・劉暁波氏の八周忌 未亡人は日本滞在へ

7月13日(土曜日)は、中国の民主運動家である劉暁波氏(りゅう ぎょうは)の命日である。彼は2010年に獄中でノーベル平和賞を受賞したが、7年前、中国・瀋陽市で肝癌の治療が遅れたために亡くなった。

劉氏は中国で有名な作家、社会活動家、人権活動家である。2009年に「零八憲章」を起草し、中国共産党の一党独裁を終わらせる平和的な民主改革を訴えた。そのため、「国家政権転覆扇動罪」で11年の懲役刑を言い渡され、2010年に獄中でノーベル平和賞を受賞したが、中共は受賞式参加を許さなかった。最終的には治療が遅れたために獄中で亡くなった。

共同通信社が7月11日に報じたところによると、劉暁波氏の未亡人である劉霞(りゅうか)さんがドイツから日本に移住し、長期的に居住する計画があるという。関係者によれば、日本の私立大学が劉霞さんを研究員として招聘し、日本政府が「文化活動」在留資格のビザを発給した。彼女は関西地区で生活する予定である。

▶ 続きを読む
関連記事
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと
米上院はこのほど、中国共産党政権による臓器の強制摘出に関与・加担した人物に制裁を科す「法輪功および臓器収奪の被害者のための保護法案」を全会一致で可決。海外人権派弁護士連盟の責任者は、「法輪功を迫害している中共の当局者らに対して、大きな抑止力になる」との見方を示した
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した