韓国税関が押収した偽造ブランド品の80%以上が中国製―2024年上半期
今年の上半期、韓国税関によって押収された偽造ブランド品の80%以上が中国製であることが判明した。特にシャネルやゴヤールといった高級ブランドの模倣品が多数確認されている。
8月15日に韓国国会の企画財政委員会から提出された報告によると、2024年1~6月の間に港で押収された著作権侵害商品は合計34件であり、その総額は約934億ウォン(約102億円)に達している。
韓国通信の報道によれば、輸入国を分析した結果、中国からの輸入品が24件、総額781億ウォンで全体の83.6%を占めていることが明らかになっている。また、2023年に押収された偽造ブランド品のうち、95.4%の約387億円相当の商品が中国製であったことが示されている。
関連記事
高市早苗首相は、10月30日から韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議へ出席するため、韓国を訪問する。同日午後には、韓国の 李在明大統領と初の首脳会談が行われる。
トランプ米大統領と中国共産党の党首・習近平は、10月30日午前11時から韓国南部の釜山で会談する。両者の対面での会談は2019年6月に行われた大阪での会合以来となる。
韓国では9月末以降、反中共(反中国共産党)デモが相次ぎ、10月3日にはソウルで1万人以上が「CCP Out」「China Out」と書かれたプラカードを掲げて行進した。背景には、李在明大統領が9月29日から、中国人観光客に最長15日間のビザ免除入国を来年6月末まで認めたことにある。
ソウル中央地裁は24日、尹前大統領の妻、金建希被告の初公判を開いた。金被告は起訴内容を全面的に否認。先月、トランプ大統領は韓国に粛清か革命が起こっているのではと訝しんでいた。
韓国消費者院は2日、市場で人気のあるロボット掃除機6機種を調査した結果、中国製の3製品にセキュリティ上の欠陥が見つかり、室内の様子や個人情報が漏洩する恐れがあると発表した。