アリババ傘下「アリクラウド」に壊滅的なバグ
中国のクラウドサービス 他人のプライベート写真が閲覧可能に
今月14日、中国の電子商取引(EC)大手のアリババ・グループ(阿里巴巴集団控股有限公司)のクラウドサービス「アリクラウド(阿里雲、Aliyun)」に「壊滅的なバグ(欠陥)」が発生したことがわかった。
なんと、他のユーザーが、クラウドに保管しているプライベート写真を自由にダウンロードして見ることができるという。
ネット上で話題になっている「バグ問題」を受け、中国メディアは翌日(15日)、「システムは修復された」とするアリクラウドの回答を伝えた。
関連記事
中国でフードデリバリー配達員が数百人規模で抗議。警察が介入し強制排除。年末の中国に漂う不穏な空気が、現場からにじみ出ている。
今年も中国でサンタが捕まった。ツリーは並ぶのに、サンタは捕まる。そして派出所はサンタでいっぱい。OKとNGが分かれる、中国のクリスマス事情
また社会報復か。中国・福州で暴走車。当局は「操作ミス」と説明するが、減速なしの逆走に市民は納得せず。
北京を取り囲む高速トンネルで爆発。凄惨な映像が拡散する一方、1週間以上が経過しても中国公式メディアは沈黙。なぜ何も報じられないのかという怒りが広がっている。
中国で感染症が急拡大。子どもを中心に重症化や死亡が相次ぎ、ICUは満床との声も。中共当局の発表と医療現場の実感には大きな隔たりがある。