今年は、普段から当局に目を付けられている人権活動家や反体制派といった当局にとってやっかいな「監視対象」への扱いに変化が見られた。北京の天安門広場を警備する武装警察=2018年3月11日(Greg Baker/AFP/Getty Images)
人を監視するお金も底をついたのか?

反体制派は今年は「自宅軟禁」 「金欠」当局の取締まりにも変化=中国

中国の反体制派いわく、「今年の『国慶節(10・1連休)』は今まで受けてき特別待遇とは違う」

例年であれば、「10・1連休」のようなセンシティブ(敏感)な日が近づくと、普段から当局に目を付けられている人権活動家や反体制派といった当局にとってやっかいな「監視対象」らは、面倒を起こさないよう、彼らに対する本格的な監視体制による「安定維持」が行われる。

しかし、「今年は北京から遠ざけるための『強制旅行』ではなく、自宅軟禁」、「監視要員の数も例年より少ない」など、監視対象への扱いに変化がみられた。

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