2024年6月5日、上海浦東地区にある上海証券取引所の入り口横に立つ人々。(写真:HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images) (写真:HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

中共も打つ手なし 中国A株再び下落

多くのメディアが悲観視している中国経済。もはや復活する兆しもないのだろうか。10月12日、中国共産党(中共)財政部は記者会見を開いた。皆の期待に反して株式市場を活性化させる具体的な措置を発表しなかったため、市場は失望した可能性がある。

12日の記者会見で、中共の藍仏安財政部長は、政府が財政政策を活用して経済を安定させるための逆周期調整を強化し、地方政府の隠れた債務を置き換えるために、一度に大規模な債務限度を増加させる、地方の債務リスクを解消するための支援を、強化する計画を発表した。

大紀元のコラムニスト王赫氏は、「財政部の主な政策目的は、財政支出を拡大し、税収を調整する、財政支出を刺激することで、今年中共が設定した経済成長率目標を確保することだ。成長率を維持することが核心目的だ」と指摘している。

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