毛沢東と重なる習近平の権力路線 「林彪事件」の再来か?
中国は習近平の下で左傾化している。過去10年間の中国社会の方向性は、1966年から1976年にかけて中国全土を席巻した暴力的な社会政治運動である文化大革命以前と最中の中国の歩みと重なっている。
習近平は、中国共産党(中共)の創設者であり、文化大革命の主導者だった毛沢東2世、あるいは毛沢東を超える人物になることを目指している。
これまでのところ、習近平は毛沢東の権力の軌跡をなぞるように、中国共産党の権力を1人に集中させ、意見の異なる党の幹部を排除するという2つの大きな節目を実現してきた。そして次に起こる可能性があるのが、「林彪事件」のような事態だ。
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中国共産党(以下、中共)の権力の本質は、典型的な「土匪型権力」である。すなわち、暴力によって権力を奪取し、さらに暴力によってその権力を維持するというものである。
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