トランプか ハリスか 米大手新聞に大統領候補支持見送りの波が広がる理由は?
熾烈を極める米大統領選挙が終盤戦を迎える中、アメリカの主要メディア、ワシントン・ポスト、ロサンゼルス・タイムズ、USAトゥデイの3社が、特定の大統領候補を支持しない方針を発表した。これらの新聞は、民主党のハリス氏とトランプ前大統領のいずれにも支持を表明せず、同様の立場をとるメディアが増えている。なぜ米国の主要新聞はそのような中立的な選択をすることが増えているのか。
ワシントン・ポストの発行人ウィリアム・ルイス氏は10月25日、読者向けの声明で「2024年大統領選挙および今後の大統領選挙において候補者を支持しない」と表明した。同紙が大統領候補の支持表明を見送るのは36年ぶりとなる。
ロサンゼルス・タイムズのオーナーであるパトリック・スーン=ション博士も、「選挙年に特定候補の支持表明を行わないことが、国内の分断を避けるために役立つ」と語った。
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