ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、2024年11月28日、カザフスタンのアスタナで集団安全保障条約機構(CSTO)の会議に出席した後、メディアに語った(Mikhail Tereshchenko/AFP/Getty Images)

プーチン大統領 トランプ氏が米露関係を修復できると確信と発言

ウラジーミル・プーチン露大統領は28日、ドナルド・トランプ次期米大統領のウクライナとの戦争激化に起因する課題への対応能力に自信を示した。

11月28日にカザフスタンの首都アスタナで行われた記者会見で、プーチン大統領は、バイデン政権が最近、ウクライナ軍にロシア国内での攻撃に米国が供給した兵器を使用することを認めたことから生じる複雑な問題を、トランプ氏なら切り抜けられると示唆した。プーチン大統領は、トランプ大統領は「賢く経験豊富」であり、破綻した米ロ関係を修復する条件を整えることができると思うと述べ、ウクライナとの和平交渉の先駆けとなる可能性を示唆した。

プーチン大統領は、ジョー・バイデン大統領がウクライナによるロシア領土を狙ったATACMSミサイルの使用を承認したと報じられているが、これは紛争を大きくエスカレートさせるものだとし、この決定が、ロシアを和平交渉に参加させようとするトランプ次期政権の努力を複雑にする可能性があると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
アナリストらによると、欧州連合(EU)加盟国間の外交方針の相違や国家利益の衝突により、近い将来に欧州軍を実現することは不可能であるという
ヘグセス米国防長官はノルマンディー上陸作戦の記念式典で演説し、欧州の移民危機を「危険な思想による侵略」と強い言葉で警告した。トランプ氏の発言にも同調し、同盟国に対して応分の負担と結束を求めた
中共官製メディア「光明日報」のプラハ駐在記者が、中共の情報機関のために活動した疑いでチェコ当局に起訴された。台湾に友好的な政治家の情報を収集していたとし、同国で同罪が適用される初の事例となる
ドイツ当局は、中共のために情報収集を行った疑いで中国系ドイツ人夫婦を逮捕した。大学や研究機関の先端技術、軍民両用技術の流出リスクに改めて注目が集まっている
昨年、中国重慶で反共スローガンを映し出した中国の反体制活動家、戚洪さんが英メディアに対し、英国で警察に助けを求めた際、中共政権寄りとみられる通訳者から「なぜ国を愛さないのか」などと詰問されたと明らかにした